強い寒気が日本列島付近を覆っている。岐阜県や滋賀県などでも積雪が予想されていて、ネクスコ中日本とネクスコ西日本は18日、広域的な雪害対応のため、「管内の高速道路の一部区間を予防的に通行止めにする」と発表した。三重県内の新名神高速道路、伊勢湾岸道、東名阪道、伊勢道も午後8時ごろから通行止めになる可能性が高いとしている。
これを受けて三重県は、これら路線のほか名阪国道も同時に通行止めとなった場合、県管理国道に交通が集中し大規模な滞留が発生する可能性があるとして、国道25号の亀山市・伊賀市境や国道166号の三重・奈良県境など、県境や峠を越える6路線で通行止めを行うことにしている。
県は、状況によっては6路線以外でも通行止めにする可能性があるとしているほか、「通行止めを実施していない道路についても、凍結・積雪による事故のリスクが高まっています。『通行止めを実施していない=安全に通行できる』ではありません」とドライバーに注意を呼び掛けている。
関係機関は、不要不急の外出を控えるとともに、冬用タイヤの装着やチェーン携行などを求めている。