尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターは11月2日(土)午後1時から、来館者200万人達成記念式典を開く。同日、熊野古道の世界遺産登録20周年記念イベントがあり、200万人に到達する見込みという。
200万人目の来館者がくす玉を開いて祝う。記念品・花束贈呈などの後、矢浜神楽の披露がある。式典終了後、1俵分(約1500個)の餅や菓子をまく。
同センターは平成16年に熊野古道などが世界遺産に登録されたのを受け19年2月に開館。「紀伊山地の霊場と参詣道」を国内外に発信し、その保護と活用の拠点としての役割を担っている。毎年10万~12万人の来館者がある。
古道センター秋祭りは午前10時から午後3時までで、八鬼山山麓イベント実行委員会と共催。午前10時から正午までと午後1時から3時まで、ミニ機関車乗車体験、クッブ体験ができるほか、ふわふわエアランド(ジャンボ遊具)を設置する。
フード&クラフトマルシェとして12事業者がブースを設ける。
午後1時30分から3時30分まで、新熊野学講座「峠の茶屋の忘れ物 紀北町の熊野古道 江戸道と明治道」を行う。講師は海山郷土史研究会の家崎彰さん。要申し込みで先着80人。