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地元の文化財にふれて 国宝御神像レプリカに彩色

児童生徒の参加者募る
 
 和歌山県立博物館施設活性化事業実行委員会は27日(日)、新宮市の熊野速玉大社で、「みんなでつくる文化財のレプリカ~熊野速玉大社国宝御神像複製彩色ワークショップ」を開催する。新宮市内の小学5・6年生と中学生を対象に希望者を募り、同大社が所蔵する国宝神像4体の実物大のレプリカの製作に携わる。

 ワークショップは午後1時~2時30分と、午後2時45分~4時15分の2回。各部5~10人程度を募集する(希望者多数の場合は抽選)。参加費無料。講師・彩色監修は神道芸術家の平野薫禮さん、解説は県立博物館学芸員の島田和さん、サポートスタッフは和歌山大学ミュージアム・ボランティアが務める。

 同事業は、文化庁の令和6年度Innovate MUSEUM事業(博物館機能強化推進事業)の補助を受け、人口減少・過疎化・高齢化に直面する地域における、歴史・文化と文化財の継承に資するべく、文化財の未来を担う世代が中心となって取り組む先端技術の活用やワークショップを行い、文化財との接点と知識共有の機会を創出すること、またその活動を広域的・汎用的なものとするため、文化財複製活用のあり方を模索する。

 文化財複製製作の造形、着色、公開の3つの段階を生徒・学生が担い、文化財の複製を通じて、多様な地域コミュニティとの接点を設けることとする。造形では、和歌山県立和歌山工業高校と連携し、3D複製製作の技術を用い、先端技術とものづくりの視野に文化や文化財との関わりを提示する。

 また、出力した複製の着色は、和歌山大学ミュージアム・ボランティアや文化財所有者と協働し、対象となる文化財が伝来する現地の小中学校の生徒を対象とするワークショップを開催し、仕上げていく。完成した複製は、所有者による現地での展示など、公開・活用(接触不可)を検討する。

 今回のワークショップでは、
磨き=やすりがけで表面をなめらかにする
下地塗り=絵具が定着するよう下地を塗る
彩色=アクリル絵具などで彩色する
 ーの工程を行う。当日は保護者やきょうだいの見学が可能。

 参加希望者は、18日(金)の正午までに、▼下記のQRコードから申し込む。問い合わせは、和歌山県立博物館(電話073-436-8670)。
 
▼申し込みフォーム

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