和歌山県立新宮高校の文化祭「第33回彩雲祭(あやぐもさい)」2日目が19日、同校で行われた。この日は一般公開で、保護者や地域住民が大勢訪れる中、3年生は恒例の食物バザーを出店。生徒たちは和気あいあいと調理や接客に取り組み、高校生活最後の文化祭を満喫していた。
中庭にテントを張って行われた食物バザー。各クラスのメニューは、1組が「ベビーカステラ」、2組が「ワッフル」、3組が「ペッパーランチ」と「わたあめ」、4組が韓国の屋台で人気の串料理「ソトクソトク」と「ペンネ・ボロネーゼ」、5組が「チュロス」と「団子」、6組が「焼きそば」と「飲み物」−。生徒たちは役割を分担して手際よく調理や盛り付けを行い、各ブースから食欲をそそる香りが漂っていた。商品提供の時間になると、食券を購入した人が列を作り、早速味わっていた。
1組の新家稟雄さんは、焼き上がったベビーカステラの盛り付けを担当。「最後の文化祭だと思うと寂しい。今日までクラスのみんなで協力して準備するのは大変だったけど、その分思い切り楽しんで、高校生活最高の思い出をつくりたい」と笑顔を見せた。来場者はいろいろなメニューを”食べ歩き”。「おいしい」「もっと食べたい」など好評の声が聞かれた。
校内では展示や文化部の発表があり、琴部のミニコンサートでは、優雅で奥深い響きを披露し、鑑賞した人たちは温かい拍手を送っていた。
生徒の様子を見守った下村史郎校長は、初日、2日目と生徒たちが一致団結して取り組んでいる姿を喜び、「学年ごとに異なる出し物だが、それぞれ盛り上げてくれている。有志ステージでも一部の生徒だけでなく、7~8割の生徒が見て楽しんでいた。これが新宮高校の文化祭。すごいと思う」と印象を語った。
