尾鷲市教育委員会は今年の全国学力・学習状況調査の結果を公表した。小学校、中学校とも各教科で三重県や全国を下回った。家庭で1時間以上勉強している児童の割合は小学校で59.8%と県平均より多いが、テストの得点は特に算数で県、全国平均と開きがある。
対象となった小学6年生の人数が66人、中学3年生は108人で、統計的にあてにできるかは分からないが、家庭学習の時間がテストの成績につながっていない印象がある。
小学校の国語で、筋道の通った文章になるように全体の構成や展開を整理する設問の正解率は63.6%(全国平均56.2%)と、内容を大きくとらえることができているようなので、平均正答率の低さとの差が気になる。
デジタル化の進展で情報は気軽に検索できるようになっていて、覚えることでなく、考えてその結果を他人に伝えることが重視されるようになっている、と言われる。それでも肝になるのは基礎・基本がしっかりできていること。着実な学力向上を求めたい。
(M)
