高市首相が出席した地域未来の戦略会議において、三重県の一見知事が半導体分野の産業クラスター計画について説明している。概要をみると、対象エリアは北部と中部、さらには伊勢市を中心とした南部で、東紀州は蚊帳の外。勝ち筋という項目には「洋上風力発電などの再生可能エネルギーの発電能力の増強」とある。
元々三重県には半導体や化学メーカーが多く、名古屋と大阪にも近く、さらに洋上風力発電による電力供給が向上すれば強みとなる。再生可能エネルギーを主体とした「ゼロエミッションみえプロジェクト」の一環で、伊勢志摩の4市町が洋上風力発電について勉強会を開いている。
再生可能エネルギーの活用はSDGsの理念に沿い、おわせSEAモデルのE(エネルギー)はバイオマス発電がとん挫してから欠けた状態にある。洋上風力発電は港湾整備にもつながる。漁業への水中音や振動、電磁界などの影響は課題ではあるが、洋上風力発電をきっかけとした事業誘致を地域の可能性として検討する余地はないか。
(R)
