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物価高騰対策、11月中に配布へ 1人5千円分の商品券 新宮市 市議会9月定例会に提案

 新宮市は物価高騰対策として、市民1人あたり5000円分の商品券を交付する「新宮市暮らし応援商品券交付事業」を実施する。関連予算1億4400万円を市議会9月定例会に提案する。市によると、議会で承認を受ければ11月中に全市民への配布を予定している。市役所別館で28日に開いた市議会9月定例会前の記者会見で明らかにした。財源は国からの交付金2000万円と昨年度一般会計決算の繰越金から一部充当する。商品券交付事業は今年2回目。
 
 市当局は9月定例会に、条例の一部改正2件、今年度一般会計補正予算案など予算4件、昨年度の各会計の決算4件、農業委員会委員の任命などその16件の計26件を提出する。
 
 一般会計補正予算(第3号)は歳入歳出にそれぞれ11億9606万8000円を追加し、総額を202億1478万2000円とするもの。主な歳出として、商品券交付事業に1億4400万円、減債基金など4つの基金へ8億3200万円の積み立て、特定空き家等に認定した建築物について、市で解体を行う「特定空家等対策事業」に914万7000円、台風6号豪雨で被災した林道の災害復旧工事費に8510万円などを盛り込んだ。
 
 9月定例会は1日(火)に開会する。会期は25日(金)までの25日間で、一般質問は8日(火)~10日(木)。
 
 
医療ミスで損害賠償
 
 新宮市立医療センター(同市蜂伏)で2023(令和5)年12月、肘関節内骨折観血的手術を行った際、患者の末梢神経が損傷したことで後遺障害が残った医療ミスに関し、同センターは今年7月、相手方に1200万円を支払う和解が成立したことを28日、明らかにした。関係する予算案を市議会9月定例会に提出する。

 同センターによると、患者は術後に肘の曲げ伸ばしなどに支障があり、リハビリで回復に努めたが、症状がこれ以上回復しないことが認められたことから、損害賠償金を支払うことで和解を求めた。患者の性別や年齢などは本人の意向により公表しないことを合意書で定めた。なお、損害賠償金1200万円のうち、同センターが立て替えた治療費59万9467円を差し引いた1140万533円が支払い額になる。

 上田勝之市長は「医療過誤を起こしてしまったことは大変申し訳なく、後遺症が残ってしまった患者さまには深くおわび申し上げる。今後同じようなことが起こらないよう、一層医療の安全対策に努めていく」と述べた。

      8月28日の記事

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