ロシアのウクライナ侵攻から4年3か月を超えた。日米開戦からポツダム宣言(降伏)受け入れまでは3年8か月あまり。それより長い期間戦争が続いていることになる。まだまだ終戦・停戦に向けた兆しは見えず多くの人が犠牲になっている。
尾鷲小6年生が平和学習で、戦争を体験した高齢者2人の話に耳を傾けた。事前に先生らが施設を訪れ聴き取り。熱心な説得と施設の人のサポートで、子どもたちが直接、戦争体験を聞く貴重な機会を得た。
紛争地域についてニュースを見ていると、憎しみの連鎖、報復の連鎖だと感じる。親や家族を失った人に「復讐ではなく話し合いで解決を」と言っても納得されないと思う。それでも、どこかでこの負の連鎖を断ち切らないといけない。
二人のうち山本ななさんは、戦死した兄とのエピソードを交え「自慢の兄を奪っていった戦争や、その時代が嫌い」と語った。戦争はみんなを不幸にする。子どもたちには話を聞いて率直に抱いた気持ちを忘れないようにしてもらいたい。
(M)
