尾鷲高校の生徒が地域課題の解決策を考える「まちいく」は本年度から自分で課題を設定する仕様に変更。高校生が故郷をどのようにとらえているのかが把握できる。
尾鷲市で発表したのは、尾鷲ヒノキの活用、魚食振興、ごみ問題、空き家問題の4点。個人的に興味深かったのが、空き家問題で、外国人の移住者や観光客につなげようとした発表で、宿泊費を割引する代わりに外国語教室を開くアイデアは高校生ならでは。
魚食振興は香辛料に着目した点は秀逸で、発展途上国に防災の支援としての尾鷲ヒノキの輸出も発想として柔軟。ごみ問題解決のためのスポごみはオブザーバーが食いついていたが、熊野古道や三木里海水浴場なら市外からも参加者が見込める。
紀北町は銚子川の保全と人口増加策の2つ。活用ではなく保全に着目した点が、銚子川の現状をよく表している。人口増加に関しては現在の取り組みを評価しつつ、さらに気軽な相談ブースの設置を提案している。
重要なのは生徒の提案を形にすることで、大人の役割はそこにある。
(R)
