小中学生の夏休みも最終盤。夏の甲子園やインターハイなど運動部は全国大会のピークでもある。3年生は大会で負けると、受験や就職活動に頭を切り替えるという生徒がほとんどと思う。
それにしても暑さが続く。一昨年ごろから、平年に比べて平均気温が2度ほど高い月が続く。最高気温は35度を超えることがしばしば。冷房があるからこそ、生活ができるという感じになっている。
全国大会に出る、鍛えられた選手でも熱中症で足がつったりしている。ほかのスポーツ大会はあまり話題にならないが、観客を含めると多くの人が熱中症になっていると推察する。
学習に影響のないよう全国大会を夏休みに行っているが、今後、さらに気温が上がると、空調のない屋外での競技はできなくなるのではないか。暑さ指数が31以上だと「運動は原則中止」となっている。
夏休みを短縮して10月に10日ほど「秋休み」を作って全国大会を開く。10年ほどしたら、そのような計画が話し合われるようになっているかもしれない。
(M)
