尾鷲市民にとって今年は選挙イヤーである。市長(任期満了は7月25日)と市議(6月10日)、参議院(7月28日)、知事(9月12日)の選挙が予定されている。場合によっては衆参同日選挙の可能性もある。
市長、市議は通例W選挙である。市議の任期満了を考えると6月1日告示、8日投開票の日程になるのではないかと思われる。
市長選の争点は、大型事業後の財政運営が争点になるだろう。ここ数年、ふるさと納税が好調で、やや「あてにできる財源」と言えるが、人口減で収入は減る。次期市長はいかに節約する、あるいは独自財源を確保しながら市の活性化を図るかに悩まされることになりそう。
前回の市長選は現職と、それに批判的な新人2人による選挙となった。今回はこれまでのところ表立った動きはないが、個人的には1対1の争いがいいと思う。
また、紀北町長、南伊勢町長、熊野市長の3人は11月12日が任期満了日。選挙戦を通じて地域の将来展望が示され、活性化につながることを願いたい。
(M)