新宮紀宝道路が7日に開通した。開通直後は”通り初め”をしておこうと集まる車で混雑したが、その後の様子を見ると、スムーズに流れているようだ。熊野大橋との交通の分散がうまくできているのではないか。とはいっても、まだ数日しか経過しておらず、1週間、1か月単位で交通量を調査する必要はある。新宮署、紀宝署ともに交通安全対策として動向を注視している。
当方も開通初日に通行させてもらった。道路幅が広く走りやすい道路で、熊野川河口大橋上も中央線がポールではなくコンクリート壁としているのは安心できるが、側壁が低く感じた。台風をはじめ風が強い日は車があおられハンドルを取られる可能性もある。通行規制の基準を設けて対応するのか、そのあたりの周知がされておらず、不安に感じている人もいるのではないか。
また、新宮北IC付近の道路形状は変化したが、新宮駅方面への導線は変わらず、交通量だけが増える。住宅街を通る狭い道が多いため注意が必要。道路開通後に交通事故が増えたとならないよう、みんなで交通安全を意識した運転を心掛けてほしい。
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