太地町地域包括支援センターは10月31日(木)午後7時から8時30分まで、太地町公民館2階大集会室で、講演会「相続・遺言・成年後見制度~元気なうちだからこそ、つなぐわたしの思い~」を開催する。
家族など深く関係する人たちほど「遺言」や「相続」のことは話題にしづらいもの。元気なうちは先延ばしにしておきたい話題だが、元気なうちだからこそ、認知症などによって財産の管理や一人で物事を決めることが不安になった場合への備えのこと、相続で起きうる問題、遺言書の作成についての正しい知識などを学ぶ。
講師は新宮公証役場の公証人・三橋豊さんが務める。対象は太地町民または医療・介護・福祉関係者。参加費無料。町外在住で参加希望の場合は相談する。
主催者は「地域包括支援センターにも相続や遺言について、高齢者や家族からの相談が近年増えており、この機会にもっと多くの方に正しい知識をつけていただければ」と伝えている。
昨年10月にも同じ内容の講演会を昼間に開催したところ、「良い内容だが、自分から講演会の内容を夫に話してもなかなか伝わらないので、直接夫にも一緒に聞いてほしいと思った。日中は仕事で来られない家族も参加できるよう、夜の開催にしてほしい」という声が寄せられたこともあり、今回は夜間の開催とした。申し込み・問い合わせは、太地町地域包括支援センター(電話0735-59-3380)。