御浜町は「原爆平和パネル」と「太平洋戦争回想記」の展示を同町阿田和の中央公民館で行っている。8月いっぱいを「御浜町平和月間」と定めて実施する平和を願う取り組みの一環。期間は、原爆平和パネルは18日(日)、太平洋戦争回想記は25日(日)まで。
原爆平和パネルは、原爆投下直後の広島と長崎の状況を伝える写真パネルで、「原爆の悲惨さを学び、恒久平和について考える機会に」と毎年展示している。
太平洋戦争回想記は、同町阿田和出身で海軍航空隊整備兵(海軍少尉)だった堀壽さんが残した、真珠湾攻撃以降の詳細な戦記を掲載した雑誌「丸」の展示。遺族から町教育委員会に寄贈されたもの。
24日(土)にはコープみえグループ活動・へいわの会主催の「へいわのつどい『あの戦争で大切な人を失った遺族による語りの会』」を同館3階大研修室で行う。「戦争を知り、平和の大切さについて考える機会として、皆さんにぜひご来場していただきたい」と呼び掛けている。