インターネットのサービス「SNS」をめぐるニュースが多く聞かれる。X(旧ツイッター)、フェイスブック、インスタグラムなどさまざまなサービスがあるが、不用意な投稿にまつわる事件が頻発している。
先だって、能登半島地震で虚偽の救助要請をしたとして、埼玉県の男性会社員が偽計業務妨害容疑で石川県警に逮捕された。ニュースによると容疑者は「大勢からの反応が欲しかった」と供述していたよう。
研究機関の分析によると「X」のサービスでは救助要請に関する投稿の1割が偽情報と推定されるという、ネットでは「間接的な殺人」と厳しい指摘がでている。簡単に投稿でき、場合によってはそれがカネになる仕組みが問題を大きくしている。
誹謗中傷の書き込みで傷つく人も後を絶たない。今や、ネットでの発言は報道以上に大きな力を持つことがある。以前に取材したネットリテラシー講座で、講師が言っていた「その書き込み、自宅の玄関に貼り出せますか?」と。その視点が常に必要だ。
(M)