今、シャーペンの世界が熱いらしい。といっても少し前から、文房具系ユーチューバーの影響で、小中高生の間でブームが起きている。そういえば小学生の息子に、誕生日にシャーペンの購入を依頼されたことがあった。「ゲームじゃなくていいの?少しは勉強する気になってきたのか」と淡い期待を持って詳しく聞いてみると、自動芯出し機能が搭載された高級シャーペンで、お値段約3000円。人気商品で何か月も入荷待ちしてやっと手に入れた。
一言でシャーペンと言っても、書き味や触り心地のほか、常に芯の鋭い状態が保てるなどの付加価値があるものもあり、その魅力にハマる子どもも多いのだとか。職業柄、ボールペンを使う頻度はかなり多いが、引っ掛けるためのクリップさえついていれば、特にこだわりはない。
先日また、シャーペンの購入を要求された。聞くと、クラスで流行っているとのことで、5000円ぐらいする高級なものだという。「家で机に座って、シャーペンを使っている姿を見たことがないから、もう絶対買わない」と一蹴した。
【織】