和歌山県サッカー協会主催の高校1年生のみ(2年生出場の場合あり)の大会「2023年度第16回WFAフレッシュマンリーグ」は、昨年7月から半年間にわたり、県内7校が参加して、和歌山市の県営紀三井寺球技場などを会場にリーグ戦で争われ、近大附属新宮高校が6戦全勝で優勝した。
高校1年生の試合機会の確保やリーグ戦文化の醸成、和歌山県の高校生年代の強化と普及を目的に毎年実施されている。今年度は近大新宮、向陽、海南、星林、桐蔭、和歌山工業、近大和歌山が参加し、1回戦総当たりの各校6試合、勝ち3点、引き分け1点、負け0点の勝ち点制で争った。
近大新宮は昨年度の同大会を初出場で優勝、今年度で見事連覇を達成した。
1年生キャプテンの湊谷尚三さんは「先輩たちも優勝していたのでプレッシャーもあったが、優勝できてよかった。近大新宮の名前を広めることにもつながってうれしい。大会ではチームができてそれほど時間のない中でもみんなで高め合いながらプレーできたのが好結果につながった。一方で失点が多かったのは今後の課題で、インターハイ予選に向け、チーム一丸となってレベルアップ目指し頑張りたい」と話した。
1年生担当の堀周平コーチは「子どもたちが一生懸命頑張ってくれたことが優勝につながった。1年生の頑張りがチームの底上げにつながる」と選手たちをたたえた。
◇ ◇ ◇
近大新宮の試合結果と1年生チームのメンバーは次の皆さん。
近大新宮8−0向陽
近大新宮5−0海南
近大新宮9−1星林
近大新宮6−4桐蔭
近大新宮7−2和工
近大新宮4−2近大和歌山
(勝ち点18、得点39、失点9)
▷監督
塩﨑 統夫
▷コーチ(1年生担当)
堀 周平
▷選手
山中 伶威、原 士絋
北川 大志、大谷 侑誠
堀口 玲望、村上 諒
前田 琉成、板谷 智大
藤岡 侑真、湊谷 尚三
中山 聖那、山田 聡太
北 涼太、角 楓翔
大西 悠賀、澤田 宗右