自転車盗難ゼロのまちを目指して、新宮署は管内の全小学6年生にワイヤーロック錠を配布することにし、先日神倉小学校でロック錠のかけ方の出前講座があった。管内では令和5年中に14件の被害が届けられており、盗まれた自転車はすべて鍵をしていなかった。被害者は中高校生が多かったという。
二十数年前の高校生の時、まさにこの状況で自転車盗難にあったことがある。ほんの少しだからと無施錠で店に立ち寄り、出てきた時にはもうなくなっていた。ショックは大きく、とても悲しい気持ちになった。警察署に被害届を出して探してもらっていたが、偶然にも自分で発見することができた。
その後、ピンク色のレトロな自転車にも乗ったが、妹に譲ったあとにその自転車も盗難にあったそう。「あんな目立つ自転車よく盗んだね」と話していたところ、その自転車も偶然自力で発見。警察署の方もしばらく見張ってくれていたそうだが、結局犯人は現れなかったとのことだった。
悲しい思いをしないためにも、少しでも自転車から離れる時は鍵かけを習慣づけたい。
【織】