元日の地震発生から5日が経過。行方不明の方が多数いて捜索・救助活動が続く一方、支援の動きも大きくなっている。物価高などで生活が厳しい中でも「少しでも困っている人の助けになれば」という人が多いのは幸い。
多くの大災害を経験して、支援の在り方も改善が進んでいる。多くの一般の人が被災直後に現場に行くのは、かえって復興の妨げになること。一人一人が自治体など宛てに個別にいろいろな物を送るのも受け入れ側の負担になる。
大災害に便乗した悪質商法、詐欺があるのは残念なこと。ラジオのニュースなどによると個人情報を抜き取る偽の募金サイトも見つかっているという。善意の行動を行うのにも犯罪に気を付ける必要があるとい事実に気が滅入る。
被災地への(返礼品なしの)ふるさと納税、県庁舎や市役所、社会福祉協議会の募金箱などへの募金などしっかりしたところを使うのが一番。近々日本赤十字社の義援金受け付けも始まると思われる。応援の思いと支援が一刻も早く被災者に届くことを願う。
(M)