申し込み締め切りは20日
新宮市と那智勝浦町をつなぐ「那智勝浦新宮道路」で11月19日(日)に行われる「第9回天空ハーフマラソン」(同実行委員会主催)の申し込み締め切りが20日(水)に迫っている。実行委事務局によると、今月11日現在、3部門に計1501人の申し込みがあり、前回4年前の同時期(686人)に比べ2倍以上になっている。
平成23年の紀伊半島大水害を受け、復興と地域活性化を目的に、翌24年にスタート。新型コロナウイルス感染症拡大による中止をはさみ今回が9回目。自動車専用道路を走ることができる全国でも珍しい大会だが、復興が進んだこと、那智勝浦新宮道路の両側で高規格道路整備が進んでいることなどのため、今回が最後となる。
3キロ、10キロ、ハーフマラソン(ハーフ)の3種目を行い、ゲストランナーには平成11年の世界選手権セビリア大会の女子マラソンで銀メダルを獲得した市橋有里さんを招く。
過去の大会では、北海道から沖縄県までの全国から参加者があった。今回も各地からの参加が予想される。11日現在の申し込みの内訳は、ハーフ642人、10キロ429人、3キロ430人。過去最高の参加者は第3回(平成26年)の3420人で、前回の第8回(令和元年)は1957人だった。実行委事務局は「4年ぶりの開催と、やはり最後になるということで関心が高く、前回に比べて申し込み者が増えていると思う。今年はこれまでより申し込み期間が短くなっており、最後の1週間でさらに増えるのでは」と話している。
コースはこれまで同様で、スタート位置は、3キロと10キロが新宮南インターチェンジ(IC)上。ハーフは新宮市佐野のやたがらすサッカー場内。ゴールは3種目とも同サッカー場内。参加資格は、3キロが小学生以上、10キロが中学生以上、ハーフが高校生以上。それぞれ参加費が必要。申し込みはオンラインで行う。公式ホームページ(▼下記参照)から専用サイトに行ける。
問い合わせは、新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会実行委員会事務局(新宮市教育委員会生涯学習課内、電話0735-23-3366)。
▼公式ホームページ