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光の妙感じる18点 世古博久さん写真展

 尾鷲市泉町の世古博久さん(74)の写真展「光の妙」が紀北町中里の海山郷土資料館で開かれている。光が織りなす芸術的な光景を収めた18点が並び、来館者の目を楽しませている。24日(日)まで。

 世古さんは10年ほど前から東紀州地域を中心に撮影を続けており、毎年作品展を開いている。今回は、光の色や当たる時間による変化に焦点を当て、光が生み出す写真の妙を念頭に作品を選び、解説するメモを添えた。

 「尾鷲神社ご来光」は参道の地面すれすれにカメラを構え、鳥居と太陽が重なるタイミングで撮影。影を残す参道に散る落ち葉と青空、陽光に照らされる雲の色合いを切り取った。

 昨年11月には皆既月食と天王星食が同時に起こる442年ぶりの天体ショーがあり、月を狙った写真には偶然にも通り過ぎた飛行機がくっきりと映り込んだ。「写真の神様のプレゼントに感謝、感謝である」と書き添えている。

 世古さんは「『光を制する者は写真を制す』と言われており、私のような素人でも体験上分かる瞬間がある。この写真を通して光を感じてもらえればうれしい」と話している。

 開館時間は午前9時から午後4時30分まで。月曜日と祝日は休館。

      9月 7日の記事

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