1日の防災の日に合わせて、非常食である缶詰についての特集がテレビで放送されていた。缶詰といえば、乾パンやツナ・サバ缶などが思い浮かぶが、そんな時代はもう過ぎたらしい。被災者の希望から、日常の食事とあまり変わらないレベルの非常食の開発が進んでおり、ある地域では、食べなれた地元の食材をおいしく調理加工して詰め込んだ缶詰が大人気だという。
缶詰に限らず、非常食の進化は止まらない。主食である米に関しては、エビピラフ、チキンライス、キノコご飯、ドライカレーなどバラエティ豊か。不足しがちな野菜を接種できるレトルト食品や、フカフカのまま保存できるパンなど、今すぐ食べてみたいラインナップがそろっている。
南海トラフ巨大地震では長期の避難生活が予想され、ストレスのたまる生活を強いられる中で、食事を楽しめる環境づくりは大切だと思う。また消費期限が迫ったものを食べて買い足すローリングストックが推奨されており、どうせならおいしく食べられるものを備えておきたい。個人的には、スイーツの非常食を充実させたい。
【織】