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不連続線「夢古道おわせの運営」

 夢古道の湯が7日に再開することが決まった。従来の事業者が指定を受けるため、引き継ぎと職員の募集・訓練の時間が短縮できることから、予想していたより早い再開となる。7日から12日まではオープニング企画が行われる。

 指定管理者の再選考にあたり、応募の必須要件となっていた現地説明会に3事業者が参加したが、応募は1事業者にとどまった。

 公的事業の運営は「どこまで赤字が許容されるか」が問題になる。設備投資を公的機関が担うとか、最低限必要な人件費などは税金から支出するが、運営は独自で、という手法もある。

 夢古道おわせの運営には、市が定めた事業を行う代わりに年間900万円あまりの指定管理料が支払われる。実際のところは不明だが、2つの事業者が応募しなかったのは、それでも運営に乗り出すメリットがないと判断されたのではないか。

 競争があり、もし、収益が上がれば指定管理料も引き下げられる。施設での雇用、尾鷲の魅力発信などの効果は認識しているが、人口減の中、許容できる赤字を次第に厳しく見積もらなければならないようになる。市と事業者が連携してうまくメリットを作り出してほしい。

(M)

      6月 2日の記事

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