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不連続線「市民懇談会」

 権力者が、耳の痛い話を聞かなくなるのは、国が傾く第一歩であるという。誰でも批判的な話を聞くのはイヤである。立場の低い人は、そのイヤな話をより上の立場の人からいや応なしに聞くことになる。立場が最も上の人はそうではない。また、「批判はあたらない」と聞く耳をもたない状況では結局同じこと。現在は説明責任が重要視される。理由を示した批判には、理由とともにきちんと反論する必要がある。
 
 話を聞かないというわけではないが、尾鷲市も紀北町も市長、町長の行政報告会が本年度は開かれていない。尾鷲市は議会報告会も行われていない。ある市民は「新型コロナの影響なのは分かるが、工夫して開けるはず」と語る。
 
 基本的に住民限定だし、これまでも多くの会場で空席が目立つ。「議会中継のようにオンラインで、という方法もある」と前述の市民。
 
 コロナ対応、広域ごみ処理施設、国体、尾鷲市はSEAモデルなど、住民も聞きたいことがあるだろうし、当局や議員も話しておきたいこともあるだろう。秋が深まるとインフルエンザの流行も心配になってくる。規模縮小はやむなしとしても、実施について再検討してはどうか。     
 
(M)

      10月 7日の記事

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