当地方でも平成21年9月1日から主婦の店やオークワなどのスーパーでレジ袋の有料化が始まり、主婦を中心にずいぶん定着してきているようだが、7月1日からはコンビニを含めてプラスチック製のレジ袋が有料化される。
プラスチックは、便利な素材で、成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、あらゆる分野で生活に貢献しているが、一方で廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もある。有料化は、普段何気なくもらっているレジ袋が本当に必要かを考えてもらい、ライフスタイルを見直すきっかけとすることが目的。
ある調査によると、有料、無料を問わず、現在レジ袋を利用している人の7割強が、有料になっても使い続けるという。その理由は、たくさん買い物する場合、エコバッグだけでは足りない。エコバッグを持ち歩くのが面倒、忘れそう。1枚3円程度なら出費は気にならないし、家でゴミ袋として使っているのでないと困る…。
非常駐車帯など道路脇や海岸などでごみのポイ捨てが見受けられる。マイバッグの持参を新しい生活様式に加え、少しでも散乱するごみが減ることを期待したい。
(J)