大阪府の枚方寝屋川消防組合消防本部は、飛沫防止シートから発生する火災に注意を呼び掛けている。
同本部管内にある店舗のたばこ売場で、買い物客が販売しているライターを買おうとして試しに点火したところ、レジカウンターに設置していた透明のシートに燃え移ったとのことで、ほかの物に燃え移ることはなく、大事には至らなかったという。
燃焼実験の結果、ビニール製のシートは一度火がつくと一気に拡大し、全体に燃え広がっていくことを確認。また、シートは燃えた状態でポタポタと垂れていくことから、レジ付近にある商品などから延焼拡大する可能性があるという。
同本部では
- 飛沫防止シートの付近では火気の使用、喫煙は決してしない
- ライター等を取り扱う売場では、飛沫防止シート設置期間中はライターを点火させないようにし、不特定多数の方が手に届く位置にライターを置かない
- ライター等は必ず店員の目の届くところで管理する
ーの3点を呼び掛け。
ビニールやナイロンが燃えやすいのは周知の通り。いつものように行動をすると事故になることも。これまでと違う日常に、気を付けなければならない。
(J)