御浜町社会福祉協議会の「ふれあいサロン」や「まちかどエクササイズ」などの事業が4月に入り再開。これで、ほのぼのとした記事が提供できると喜んだのもつかの間、14日から再び休止の措置を取ると聞かされ、またもや落胆することに。一喜一憂とはこのことだろう。
休止期間中の利用者から寄せられた声として、「暇で仕方がない」「外出ができず、ストレスが溜まる」「曜日の感覚がない」「日ごろは感じることはなかったが、社協行事のありがたさが身に染みた」などがあると社協職員が明かしてくれた。
平時では気付けないことを、有事の際に日常の当たり前が大切だったことに気付く。「何でもないような事が 幸せだったと思う」との『ロード』の歌詞を口ずさんでしまった。人は得てして平凡を嫌う傾向がある。変化を求め努力することも。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、かつて「包容は平凡さの中に偉大さを見つけることです。平凡の集まりが変化をつくり出すことのできる、新たな環境を整えることです」と呼び掛けた。「平凡こそ偉大」心に刻みたい。
【茂】