「実るほど頭を垂れる稲穂かな」−。学問や技能が深まった人ほど、かえって他人に対して謙虚になることのたとえとして用いられることわざ。若い頃に尊敬する人から教えられた。記者という仕事をやっていると、感謝されたり、褒められたりすることがよくあるが、それで鼻高々になるようでは半人前で成長は見込めない。
記事で読者に喜ばれるのも、紙面を見やすくレイアウトする製作、頭を下げて広告をいただいてくる営業、きれいな紙面を印刷する工場、刷り上がった新聞を届けてくれる配達、出入金を管理する経理、それぞれの担当者がいるからこそ。一つのチームで日々の新聞を発行していることを念頭に取材を続けている。
取材先でど真ん中に車を乗り付けることはしない。取材相手が忙しくしていれば話しかけるタイミングを見る。細かなことだが、自分は大切だと思う。
新宮市議会の開会中、車を市役所玄関口すぐの第一駐車場に止めている議員がいる。長時間になるのだから、止めやすい場所は市民のために空け、離れた第2駐車場に止めるべきでは。と思うのは自分だけだろうか。
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