新宮市消防本部は4日、新宮市高田の桑ノ木橋横の高田川で、市少年消防クラブによる夏季研修(デイキャンプ)を実施した。水難救助法や増水時の対応などについて学んだ。
同クラブは地域や家庭の防火防災を図るための組織。昨年度までは消防本部が校区内の王子ヶ浜小学校に限定していたが、今年度から市内全小学校の6年生の希望児童で構成している。年11回の活動で火災予防等防災について学習し、正しい防火防災知識を身に付け、クラブ活動を通して、規則正しい明るく元気な子どもに育つことを目的としている。
今回の活動は夏場のレジャーに向け、川辺での水難事故を想定した研修で、着衣落水時の対処法や溺(おぼ)れている人を見かけた時の救助法などについて、市消防本部の署員から説明を受けた。
この日は児童10人が参加し、以前の研修で学んだ「だるま浮き」や「くらげ浮き」、「背浮き」の復習をはじめ、溺れた人を助けるための「浮き」渡しや浅瀬へ戻る練習のほか、ひざ下までの急流に流されないよう集団で列を組み水辺を渡る「浅瀬横断」について学んだ。浅瀬横断については、消防署員は説明で紀伊半島大水害を例に出し、河川の氾濫等で道路や屋内が浸水したり、急流が発生したりした際の必要な避難手段として覚えておいてもらいたいと児童に伝えた。
その後は昼食を挟んで、午前中に学んだ研修内容の復習を行い、児童は学んだことを忘れずに川辺のレジャーを大いに楽しんだ。
