田辺市本宮町にオープン
地元の人に愛されるお店に
国道１６８号沿い高津橋バス停前に１日、カレーの店「Hongu Garden ASHITANOMORI」がオープンした。川湯温泉「ペンションあしたの森」の２号店で、ランチタイムのみ営業中。
店主の栗栖康平さんは昨年、高津橋前のログハウスを借りて自宅にした。地元の故・鈴木末広さんの塾だった建物で通った懐かしい思い出があり、「使えたらうれしい」と、庭を整備した。
店は自宅の庭部分でオープンカフェにし、ウッドデッキや木のテーブルを配置。妻の恵さんがカレー好きなため、メインはカレー１種類。まろやかな味で数種のスパイスをきかせ、鶏肉と地場産野菜や父・敬和さんが育てた米を使用。カレーとドリンクのセットが７７０円と、値段もリーズナブルになっている。
栗栖さんは「観光の方もオープンエアーで食べる機会がなかなかないと思う。良い経験になればうれしい」と話す。食材はフードロスをなくすため、ペンションと共有して調理。ミッキーマウスがデザインされたキッチンカーの中でも食事ができる。栗栖さん夫妻は「将来的にはイベントもしたり、地元の人に愛されるお店にしたい」と希望を語った。
席は予約可能で、取り置きやテイクアウトもできる。紀南新聞を見たと伝えれば、カレーのトッピング（目玉焼き、ウインナー、季節の野菜のいずれか）をサービスしてくれる。
8月中は川湯温泉で営業の場合もあるので、「あしたの森」に電話で確認を。
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