和歌山県は世界遺産に登録されている「紀伊山地の霊場と参詣道」を身近に感じてもらうきっかけとして、夏休み期間中に小中学生・高校生を対象に「紀伊山地の霊場と参詣道を学ぼう」を、大学生・一般を対象に「世界遺産ゼミ」をそれぞれ開講する。
「紀伊山地の霊場と参詣道を学ぼう」は22日(火)~8月30日(土)、「世界遺産ゼミ」は22日(火)~9月30日(火)に開講。場所は田辺市本宮町の県世界遺産センターほか。
内容は、
- 世界遺産に関する基礎知識
- 紀伊山地の霊場と参詣道について
- フィールドワーク等
事前申し込みが必要で、1人から10人ぐらいまで参加可能。小学生は保護者同伴。具体的な日程や内容については相談のうえ、決定する。詳細は同センターのホームページで確認できる。
県は小中学生・高校生に向け、「自然と歴史が息づく世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』で心に残る体験をしませんか。参詣道は1000年以上にわたって多くの人々が祈りの心をもって歩んできた特別な道です。本企画では自然の中を実際に歩いたり、歴史や文化について学んだりしながら、世界遺産の魅力を体験できるプログラムを用意しています」。大学生・一般向けには、「世界遺産を学びたいという方を対象に、個別のスケジュールを組んで学ぶ講座です。まずはお問い合わせください」とそれぞれ伝えている。
申し込み・問い合わせは、和歌山県世界遺産センター(電話0735-42-1044)。