三重県立熊野古道センターは5月から12月にかけて、計4回で「連続講座 くずし字を学ぶ 古文書解読初心者講座」を開く。同センター職員が、くずし字辞典の使い方や江戸時代の候文(そうろうぶん)の読み方など、古文書を解読する上で基礎となる知識を中心に指導する。
古文書や地域の歴史・文化に関心をもってもらうのが狙い。日程は5月24日、7月26日、10月25日、12月27日のいずれも第4土曜日午後1時30分から2時間。古文書は、同センター所蔵のものを使うことにしている。
定員は各回15人で、実施の都度、先着順で募集する。5月24日の講座は募集を開始している。締め切りは5月23日。それぞれ実施の1か月前から前日まで受け付ける。資料代として1回500円を徴収する。
対象は初心者で「古文書からひも解く人々の営み」の受講生は参加できない。筆記用具を持参。くずし字辞典を持っている人は持って行く。貸し出しもできるが、数に限りがある。
申し込み、問い合わせは同センター(0597-25-2666)。