• 2024年人事異動
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

黒田氏と中上氏のトークイベント延期 新宮市立図書館

 新宮市立図書館は24日、丹鶴ホールで5月15日に開催予定だったアーティストの黒田征太郎氏と作家の中上紀氏によるトークイベント「やっぱり中上健次だね」について、出演者の体調不良により開催を延期すると発表した。当初は5月2日から先着100人で参加申し込みを受け付けることにしていた。延期後の開催日程は現時点で未定で、決まり次第、改めて周知するとしている。
 
 問い合わせは、新宮市立図書館(電話0735-22-2284)。
 

 
 新宮市立図書館と中上健次顕彰委員会は5月15日(水)午後2時から(開場1時45分)、同市下本町の丹鶴ホール1階ホワイエで、アーティストの黒田征太郎氏と作家の中上紀氏によるトークイベント「やっぱり中上健次だね」を開催する。参加費無料だが、事前申し込みが必要。当日会場では、大阪ナンジャン広場で、野坂昭如氏と中上健次氏が連句を、黒田征太郎氏が絵を描いた金屏風も3年ぶりに披露する。

 参加申し込みは5月2日(木)午前9時から、来館、電話、メールのいずれかで受け付ける。その際、参加者全員の名前と電話番号を伝える。定員100人(先着順)。申し込み・問い合わせは、新宮市立図書館(電話0735-22-2284)。
 
 なお、市立図書館では5月2日(木)から、黒田氏、中上氏の本を展示・貸し出しを行う。
 
 
【黒田征太郎氏】
 1939年大阪市生まれ。画家・イラストレーター。1945年の神戸市空襲でB−29の爆弾で自宅が被災する。1961年に早川良雄デザイン事務所勤務を経て、1966年に渡米。帰国後の1969年に長友啓典とK2を設立。主な作品に「KAKIBIKI」「戦争童話集・全4巻」「風切る翼」「もじと絵」「リオ旅に出た川」「教えてください野坂さん」「旅とネコと神社のクスノキ」「ヤギと少年、洞窟の中へ」ほか多数。野坂昭如の戦争童話集を出版。「忘れてはイケナイ物語」プロジェクトや、核兵器廃絶を訴える「ピカドンプロジェクト」など、平和に関する活動も積極的に行っている。
 
【中上紀氏】
 1971年東京生まれ。作家。芥川賞作家・中上健次の長女。高校、大学はカリフォルニア、ハワイで過ごすが、ハワイ大学卒業後、アジア各地を歴訪し強い影響を受ける。1999年「イラワジの赤い花 ミャンマーの旅」でデビュー。2000年「彼女のプレンカ」ですばる文学賞受賞。以降、純文学作品、紀行文を次々と発表。主な著書に「夢の船旅 父中上健次と熊野」「いつか物語になるまで」「アジア熱」「月花の旅人」「海の宮」「熊野物語」「天狗の回路」。最新刊は「タクシーガール」。
 
 
▼申し込みメール
(tosyo@city.shingu.lg.jp)
 

      イベント情報

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      イベントカレンダー

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ