紀南高校として最後となる文化祭「紀南祭」を訪れた。最後の文化祭を盛り上げようと、趣向を凝らした出し物や展示を準備。当日はおそろいのTシャツを着て、楽しそうな青春の笑顔がはじけていた。
一方で、少し気になったこともある。出し物の担当時間を終えたり、ほかのクラスの店舗や展示を回り終えると、手持ち無沙汰にしている生徒の姿も見られた。私が高校生だった頃は、同学年だけで9クラス。文化祭ではあちこちに出店があり、どこへ行こうか迷うほどだった。
紀南高校と木本高校の現3年生が卒業すると、来年度からはいよいよ全学年が熊野青藍高校の生徒となる。しかし普段は別々の校舎で学んでいるため、同じ高校でありながら、1つの学校という実感を持ちにくい部分もあるのではないだろうか。文化祭や体育祭などの学校行事は、2つの校舎の生徒が一緒に取り組める貴重な機会。大勢でにぎやかに楽しむ時間が、新しい熊野青藍高校の伝統をつくっていくのではないかと思う。紀南校舎に通っているわが子も、1つの会場でやるのも楽しそうと期待しているようだった。
【織】
