紀北町のささえ合い活動を知るフォーラムが12日、東長島公民館で開かれた。相賀ふれあいサロンときほくおかえり食堂の代表者が、「和気あいあいとしていたから27年間続けられた」、「みんなが気持ちよく活動できていて、これからも無理なく楽しく続けていきたい」と、活動の秘訣(ひけつ)を語った。
町社会福祉協議会が、町内でいつまでも安心して健康で暮らし続けるまちづくりのために、地域のささえ合い活動を学ぶ講座の一環で開いた。
2000(平成12)年に始まった相賀ふれあいサロンは、高齢者の交流の場や外出のきっかけづくりを目的とし、手作り料理をみんなで一緒に食べ、ビンゴゲームや紙芝居などを楽しんでいる。
相賀ふれあいボランティアの玉本千春代表は「参加者が多くて集会所がいっぱいになり、みんなが喜んでくれて、祭りのような雰囲気だった」と発足当時を語った。コロナ禍でふれあいサロンが開けなくなった時も、はがきや手作り弁当を届けて見守り活動を続けたことについて「みなさんがどうしているか気になり、つながることを大切にした」と振り返った。
4月に海山地区で初めて開かれた〝きほくおはよう食堂〟など現在の活動も紹介。「ボランティアの健康と、家族の理解が無理なく続けられる秘訣。50年間続けた日本舞踊のおかげで足腰が元気なのと、毎日卵は1個必ず食べるようにしている」と笑顔で話した。
おやつ提供「活動広げたい」
長島で学校帰りの子どもにおやつを提供するおかえり食堂の石倉弘子代表は「おはよう食堂を手伝ったのがきっかけで、自分たちも長島で子どもたちに何かできんかな、と思った。朝はできないけど、おやつくらいなら。何気ない会話がきっかけだった。子どもたちがつたないベビーカステラをおいしいと食べてくれた」と振り返った。
活動については「いつでも本気で取り組んでくれる仲間ができた。このベビーカステラを、おはよう食堂のようのおにぎりのように、子どもたちの思い出にすりこんでいきたい」「なんとなくのつぶやきを拾ってくれて社協に感謝している。おかえり食堂を体験していない地区からも声がかかったらやってみたい」と今後への強い意欲を見せた。
