三重県立尾鷲高校の情報ビジネス科の3年生が、地元企業とマグロを使ったペットフードの開発に取り組んでいる。文化祭などでの販売を目指し、11日はペット用のビスケット作りを体験した。
遠洋マグロ漁船などを所有する長久丸(尾鷲市三木浦町)が、皮や筋の多い部分などの未利用部位を使ったペットフード製品の開発に着手。地元の尾鷲高に協力を呼び掛けたところ、情報ビジネス科の生徒が起業家育成プログラムの一環として関わっていくことになった。
生徒は、魚の形をしたビスケットを企画し、パッケージデザインやアルミ缶を使って成型する型も作った。試作品を自身や友人が飼っているペットにあげたり、ペットホテルを訪ねて感想もとった。
この日は学校に長久丸や、ペットフードを製造する岡水産(志摩市大王町)が来校。実際にマグロやメカジキの身をミキサーにかけてミンチにし、手のひらでハンバーグのような形に分けてからゆで、作った型で切り抜いた。
切り抜いたものは天日干しで乾燥させると商品として完成する。商品は来月の尾鷲高校の文化祭と、イオン津南で開かれる産業教育フェアで、生徒たちが販売する予定。
長久丸の女将の大門利江子さんは「生徒が非常に熱心に取り組んでくれてありがたい。生徒たちの努力が実を結んでほしい」と話している。
