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振り付けや掛け声確認 「お祭り新宮節」講習会

10月11日の秋まつりに向け
 
 新宮市中央通りで10月11日(日)に開催される「新宮秋まつり」に向け、同実行委員会は10日夜、市役所別館で「お祭り新宮節」の講習会を行った。約20人が参加し、振り付けを確認しながら、音楽に合わせて練習した。

 「新宮節」は、もともと木材の集散地だった新宮で、仲買人や木材商をもてなす酒席の座敷歌として歌われていた。お燈祭りや熊野速玉大社などが歌い込まれている。大正年間に作られたが時代とともに取捨選択され、現在よく歌われているのは5番までという。特に「お燈祭りは男のまつり 山は火の滝下り竜」の一節は、お燈祭りの様子を表現し、祭りの勇壮さを伝えている。

 「お祭り新宮節」は、この伝統的な新宮節をもとに誰もが気軽に親しめるようアレンジした踊りで、新宮秋まつりでは見どころの一つとなっている。まつり当日は参加団体が熊野曼荼羅太鼓の演奏に合わせて踊りながら中央通りを進む。最後は自由参加により市役所前で輪踊りを披露する。

 この日の講習会の講師は若柳流若吉会の3人が務め、「皆さん(お祭り新宮節を)知っていると思うので、今日は振り付けの意味を一つずつ覚えていただき、そのことを想像しながら楽しく踊るのが一番。あとは元気よく掛け声を」と呼び掛け、講習がスタートした。最初は横に広がり講師の動作を見ながら確認。その後、輪を作り音楽に合わせて踊った。火が下から燃え上がる様子や山、船を漕ぐ動きを手で表現し、「エッサーエッサーヤレコノセ ヒーヤーリーハリハリセー」の掛け声を出した。講師からは指先まで伸ばして美しく見せるようアドバイスがあり、参加者は意識しながら繰り返した。

 講習会には毎年参加しているという、よさこい踊り団体「Team雅龍」の北川理紗さんは「動作一つ一つの意味を教えてくれるので、先生方の指導はありがたい。当日は鳴子を持って踊るけど、指先まで伸ばすことや足の運びなど、よさこい踊りに生かせることもある」と感謝し、「秋まつりでは創作踊りとあわせて新宮節ももっと盛り上げたい」と意気込みを語った。

 当日は午後5時に創作踊り(夜の部)が始まり、お祭り新宮節は同7時45分に開始予定。今年は17団体が参加を予定している。
 

■講習会 16日も開催

 実行委員会は16日(水)にも同様の講習会を行う。午後7時から市役所別館で、講師は西川流友千恵会が務める。「事前申し込み不要で、どなたでも参加いただけます。お誘いあわせの上、ぜひご参加ください」と伝えている。

      9月11日の記事

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