花火大会の存続が難しくなっている。要因は警備負担の増加と物価高。公共工事でも、同じ予算なら数年前より実質2~3割目減りという話を聞くが、花火大会も新型コロナウイルス感染症流行前に比べて、スケールが小さくなっている印象がある。
長期的な視点では、人口減少に伴うまちの縮小も要因の一つ。端的に寄付金・協賛金のスポンサーが少なくなってきている。加えて関係者の高齢化。大きなイベントをするには〝馬力〟が必要。その中で、きほく燈籠祭、おわせ港まつりが続くことはありがたいこと。
資金については、クラウドファンディングの手法のほか有料席の導入が広がっている。有料席については、中止・延期、プログラムの変更時などにトラブルが起こりやすい。鎌倉の花火大会では、高波の影響でプログラムが大幅に変更となり、観覧者から不満が続出。当初予定しなかった返金を行っている。
郷土の催しとして定着している花火大会を存続させるために、地元住民そして来場者のさらなる支援が求められる。
(M)
