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前期展は5部門78点 尾鷲市民文化展 学童保育の作品も

 尾鷲市民文化展(市文化協会、市教育委員会主催)は28日、前期展が始まった。生け花、絵画、彫刻・工芸、写真、書道の5部門で37人の78点が、市立中央公民館のロビーと講堂に展示されていて、さっそく多くの市民が見物に訪れた。
 
 これまで使用していた体育文化会館が、耐震性能不足で利用できなくなり、今年は前後期で行うことになった。
 
 絵画の「尾鷲近景」は、市内3か所の風景をはがきサイズに描き組み合わせたもので、写真のような出来栄え。板に書いた八鬼山三宝荒神の絵も来場者の目を引いていた。
 
 写真の作品は、向井の海岸に打ち寄せる台風の大波をダイナミックにとらえたものや、天満浦から撮影した海と空の青さと山の緑が印象的な作品、和歌山県新宮市熊野川町のヒマワリ畑の上に打ち上がる花火、異国情緒あふれるバリ島の踊りの様子など色鮮やかな作品が並んでいる。工芸では、たくさんの和傘を組み合わせたデザインの切り絵は、模様の細かさに来場者が感心していた。
 
 学童保育の「わんぱく」と「くれよん」は、人気ゲームを題材に塗り絵やペーパークラフトなどを出品。2階の講座室に、ゲームの中のような雰囲気で展示・飾り付けている。
 
 初孫の写真を鉛筆でスケッチした同市の70代女性は「現在大学生なる孫の1歳未満のころの写真を見ながら描きました。文化展への出品は今回初めてで、皆さんの作品の中に並んで少し恥ずかしいですが、うれしいです」と話していた。
 
 前期展は29日(日)午前9時から午後4時まで行われる。後期展は11月4日(土)と5日(日)で午前9時から4日は午後5時、5日は午後4時まで。木目込み、編み物、手芸、陶芸、俳句、短歌、その他と、尾鷲高校の写真部、書道部、美術部の作品を展示する。学童保育の子どもたちの作品も引き続き見られる。
 
 4日午前10時から尾鷲中吹奏楽部による演奏があるほか、公民館茶道サークルが5日午前10時から3時まで、市民茶会を開く。
 
 出展者の氏名は後日掲載。

      10月28日の記事

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