9月9日は「救急の日」だった。総務省消防庁によると、「救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めるとともに、救急医療関係者の意識の高揚を図る」のが目的。また、この日を含む1週間が「救急医療週間」となっており、今年は3日から9日までだった。東紀州地域尾鷲地区救急医療対策協議会が24日に講演会を計画している。
三重紀北消防組合消防本部よると、今年1~7月の救急搬送人員は過去最多だった昨年を、同期比で上回っているという。そんな中、尾鷲総合病院の医師が充実して、広域搬送が減少しているというのはいい知らせ。
救急車が緊急走行をしている場合、車を左に寄せて進路を開けるのが決まりだが、熊野尾鷲道路や紀勢自動車道、国道42号も含め、道路の多くは片側1車線でよけられる場所がない。特に、尾鷲北インターの下り口では対応に困る。その話を職員にしたところ「よけられる場所でよければいい」とのこと。救急車に先を譲ることも、自分が事故を起こさないことも大切だ。
(M)