縁日マルシェ、燈籠祭、夏祭りKODOと、ここのところ毎週花火を撮影し続けている。幸い天候にも恵まれ、花火を喜ぶ観覧客の声を聞きながら、なんとかいい写真をとろうと四苦八苦している。ここの地域だけでなく、全国ニュースを見ても、社会を回す夏になったという実感がある。
イベントの細かな部分を見ると、単純にコロナ前に戻ったとは言い難い。運営側も記憶をたどりながらの準備になり、客数も読み辛い。中断で客足が離れる可能性もあれば、この3年間の我慢が後押しになることも考えられる。
今週末には4年ぶりのおわせ港まつりがある。紀望通りに飾られたちょうちんを見て、「ああ、そうだった」と思い出すような、心がほぐれる感覚があった。夏祭りや花火大会は地域の財産なのだと改めて思う。
心配なのが、台風6号の影響。昨年の市民花火大会は雨の中でも決行して市民の気概を示したが、やはり花火大会は晴れてほしいのが本音ではある。無事開催されますように、と願うのみである。
(R)