尾鷲市議会の議会報告会が3年半ぶりに実施された。改選後2年が経過するが、新型コロナウイルス感染症の影響で、現任期では初めての実施となった。
最後には和解したが、市民同士がヒートアップし言い争いになった。参加者の一人が仕切りの悪さに苦言を呈した。
言い争いのきっかけは核ごみに関する質問が続いたことに対して、もっと喫緊の取り組みに関して議論すべきではないかという問題提起。言い争いになったことは問題だが、このような議論自体は必要だろう。議会が市民の声を聞く仕組みの提案もあった。派閥が関わらないなら議員と市民の勉強会やモニター制度があっても面白い。
議員が、市民を〝論破する〟ように反論する場面もあった。事実と違うことを否定するのは大切だが、言い方が重要。
自己紹介の後、全く発言機会のない議員もいた。これも仕切りの問題。本会議で意見が割れた事項もあった。一人一人が思いを語ってもよかったのでは。せっかくの機会なので、次回以降は議論が深まる運営を期待したい。
(M)