早いもので、6月がスタート。ついこの間までこたつでミカンを食べていたような気がするが、今年ももう半分が過ぎたということになる。
「光陰矢のごとし」ということわざの通り、月日はあっという間に過ぎ去っていくが、年をとるにつれてどんどん時間の進み方が早く感じるようになってきた。何か理由があるのだろうか。
インターネットで調べてみると、さまざまな要因があるようだ。体の代謝が影響しているとか、心理学的な法則があるとか、日常に新鮮味がなくなっていくからなど。
個人の感覚では、学生のころの受け身の立場から、自分で考えて行動しなければならなくなったとたんに忙しくなったような気がする。1日があっという間に過ぎていき、気づけばもう週末。そしてカレンダーは次々とめくられていく。
時間の感覚のグラフがあるとすれば、仕事に家庭に子育てにと慌ただしい20~50代がピークで、仕事をリタイアして子育ても一段落したころにはまた下がってくるという山型を示すのかもしれない。のんびりした老後を夢に見ながら、今の時間を大切に駆け抜けていきたいと思う。
【織】