春の全国交通安全運動が展開されている。昨年は新型コロナウイルスの関係で4月7日に都市部の7都府県に1度目の緊急事態宣言が発令。16日なって対象が全国に拡大されたこともあり、学校などが一斉に休校。交通安全の行事もおおむね中止になった。今年はいつも通りという訳ではないが、安全運動関係の行事も実施されている。
先週、中部電力パワーグリッド尾鷲営業所でJAFの職員を招いた交通安全教室があった。実験やドライブレコーダーの映像などを多く使った講習で、これまで見たことがない事例もあり「気をつけなければ」と意識を新たにした。
あおりではなくても、車間距離は適切に取らなければいけないのは当然。特に、直前が大型車の場合、見通しが著しく悪くなる。トラックの後ろについて交差点に進入したら赤信号で事故に遭いかけるという体験をしたり、映像を見たりした人は多いと思う。
片側2車線以上の道路で、前のトラックが車線変更。トラックがいなくなった目の前に工事区間がある、といった事例もあるよう。たいてい、事前に注意喚起の看板が出ているが、見通しが効かないことの怖さをあらためて感じた。
(M)