• 本日の新聞広告
  • 求人広告(4月25日掲載分)
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

不連続線「昭和の日」

 29日は「昭和の日」。昭和時代には「天皇誕生日」だった。昭和天皇がお亡くなりになり、平成元年から18年まで「みどりの日」とされていた。「生物学者であり自然を愛した昭和天皇を偲ぶ日」という位置づけ。その後、29日が「昭和の日」となった19年(2007年)に「みどりの日」が5月4日に移動した。

 昭和天皇は20世紀が始まった1901年生まれ。ほぼ前半生を明治憲法下で、後半生を象徴天皇として過ごした。

 偶然だがこの日曜日から、1945年の昭和天皇について書かれた本を読み始めた。東京も空襲を受けており、元旦から警戒警報が出された。食事は非常に質素で、軍用糧食(缶詰や乾燥させたもの)を食べることもあったらしい。お住まいから執務をしていた場所まで徒歩10分ほどの距離。行き来の間の植物観察が心を和ませる短いひとときだったとか。

 「明治は遠くなりにけり」と俳句に詠まれたのが昭和6年らしい。大正元年から昭和6年まで20年。平成になってから今まで、それより長い月日がたっている。当時も激動の時代だっただろうが、社会の展開は今日の方が早い。「昭和は遠くなりにけり」と思うのも仕方ないか。

(M)

      4月28日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ