太地町は、夏休み期間の7月18日(金)~8月17日(日)の間、「くじらに出会える海水浴場」と題し、町内のくじら浜海水浴場内に設置した生け簀内で2頭のクジラを飼育する。
同海水浴場でのクジラの公開展示は2008年が最初で、今年で17回目(2020年は中止)となり、海水浴を楽しみながら自然に近い状態でクジラを観察できると大変好評なイベント。海水浴場に展示するクジラ2頭はハナゴンドウで、7月14日(月)に、くじらの博物館から移動する予定。開催期間中は、一日1回、午前11時から午後1時までの間、クジラを生け簀から海水浴場内に放す。
展示予定のハナゴンドウは、オスのシロ(体長2.95メートル、体重373キロ、推定年齢29歳、参加回数5回目)と、メスのコスモ(体長3.07メートル、体重345キロ、推定年齢19歳、参加回数5回目)。
町は「海水浴場内を悠々と泳ぐハナゴンドウとのめぐりあいをご期待ください」と伝えている。