新たにオープン「ゆったり過ごして」
地域の高齢者に快適な空間を
新宮市で地域密着型の訪問介護サービス、介護タクシー業務を行っている紀州介護株式会社（柳瀬裕太代表取締役）は１日、市内熊野地に新たに「デイサービスきしゅう」をオープンした。同施設ではこれまでの業務に加え、施設を利用したデイサービス、介護支援業務を行えるようになっている。
施設内はリビングルームやトイレ、入浴スペースなどが広々に作られており、リビングには大型テレビにテーブルやソファー、マッサージチェアを設置し、ゆったりと過ごせる作りになっている。また、歩行訓練器具や転倒防止用の手すりに加え、転倒時のけがの軽減のため床材にマットを仕込んでおり、安心してリハビリテーションや自立しての活動を行えるようになっている。
柳瀬代表は「平成２８年に事業を開始し、地域密着型の介護サービスを手掛けて利用者の皆さまの信頼を重ねてきたことで、今年５月１日にデイサービスきしゅうをオープンすることができました。施設については２年前に計画を立てており、当時はコロナ禍真っ只中ということでさまざまな心配もありましたが、新型コロナウイルスの沈静化に合わせ８日の「５類」引き下げもあり、安心して開所できたことをうれしく思います。今後も地域密着型の介護サービスを提供し、高齢者の皆さまにゆったりと過ごしてもらえれば幸いです」と話した。
同施設は１日あたりの利用可能人数は１８人まで。利用予約や各種問い合わせについては紀州介護株式会社まで連絡するよう呼び掛けている。
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