人にも環境にも優しいマスクも
フリーハンドの吹きガラス

 

　溶けているガラスの勢いを生かし、独自の吹きガラス技法や造作にこだわりを見せるガラス工房「錬星舎」の硝子展が３０日まで、新宮市千穂にあるアトリエｋｅｉで開かれている。

 

　フリーハンドで吹きガラスの真髄を求める池上直人さん。草や花、風や雲と流れる水、自然の速さの中で感じるガラスをと西村由美さん。ふたつの異なった個性が影響し合い、共鳴する。

 

　展示作品はグラス（日本の酒器を含める）２０種類、花器約２０点、お皿・鉢類は２０種類、アクセサリー４０点。グラスやお皿・鉢類は枚数がある。単品売り、オーダーも可能。

 

　なお、同展示会ではダッチ・コーヒーとシフォンケーキも準備。アイスコーヒーには「ＢＡＲ／ＢＧＭ（仲之町入り口）」で使用・販売されている古座川上流の天然水をこした「純氷」を使用する。錬星舎のグラスで名残惜しい風鈴のような音色を楽しみませんか。

 

　この他、同店では、熊野の歴史に関する植物で染めた「熊野・杜（もり）の布」、ストール、洋服、ピンブローチのアクセサリーに加えてマスクを販売。草木で染めた「梛（なぎ）」と「天台烏薬」、「枇杷（びわ）の葉」、「素・Ｓｈｉｒｏ」と「纏（まと）う・ＭＡ・ＴＯ・Ｕ」の５種類がある。

 

　マスクの素材には表材にシルクや麻、紙布などを用い、裏側には抗菌と消臭性を考え、通気性を重視した和紙と綿の天然素材を使用し、洗って繰り返し使用でき土に還る、人にも環境にも優しいマスクとなっている。あなたも素敵な一品を求めて、訪れてみてはいかがですか。

 

TEL.０９０-４８６２-３４１４

新宮市千穂３-７-２７（裁判所裏）

営業時間/１０時３０分～