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特殊詐欺被害が大幅増 地域安全運動で注意喚起 尾鷲署管内 約7510万円

 尾鷲署と紀北信用金庫は年金支給日に当たる15日、尾鷲市古戸町の同金庫古戸支店前で、特殊詐欺被害防止の街頭啓発に取り組んだ。営業開始とともに来店した多くの利用者に、署員と同金庫職員らが声を掛け注意を呼び掛けた。
 
 地域安全運動(11日~20日)の取り組みの一環。署員らは、「株や社債をかたった投資詐欺にご注意」や「インターネットには危険がいっぱい」と書かれたチラシや啓発物品などを配布。特殊詐欺被害が多発していること、海外からの電話を受信しなくなる仕組みがあることなどを説明し、利用を呼び掛けた。希望者にはスマートフォンに警察庁の推奨アプリをインストールしていた。合わせて交通安全についても周知した。
 
 県内の特殊詐欺被害(SNS型を含む)は9月末の暫定値で652件で被害額は約38億9550万円。昨年同期に比べ件数は25件増、被害額は約1億3380万円となっている。
 
 尾鷲署管内は被害が急増している。被害件数は16件で9件増。被害額は約7510万円で約6130万円の増。
 
 尾鷲署生活安全刑事課の谷口遼平課長はオレオレ詐欺に関し、「電話などでお金に関する相談があったり、少しでも不審に感じたりすることがあれば、親族やまわりの方に相談を」と呼び掛け。また、警察官が登場する〝劇場型〟の手口については「警察から連絡して、画面で令状を見せることはありえない」と説明し、「引き続き被害防止対策として情報発信に努めていく」として、被害に遭わないよう注意喚起している。
 
 同署は14日にプライスカット海山店で街頭啓発を行ったほか、16日(金)午前11時からオークワ紀伊長島店、20日(火)午前10時からイオン尾鷲店で街頭啓発に取り組み、買い物客に注意を呼び掛ける。

      三重県

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