世界遺産登録20周年記念行事「東大人文・熊野フォーラムin新宮『聖地 その多様性と包摂性』」(東京大学大学院人文社会系研究科・文学部、新宮市主催)が5月25日(土)午後1時30分から6時まで、新宮市下本町の丹鶴ホールで開催される。会場聴講のほかオンライン同時配信(Zoom)を行う。聴講無料。ともに事前申し込みが必要。
冒頭、田岡実千年新宮市長、納富信留東京大学教授・文学部長のあいさつに続き、秋山聰東京大学教授・副学長が趣旨説明を行う。
藤井輝夫東京大学総長の基調講演「領域を越え、多様性の海へ」を皮切りに、高山博東京大学名誉教授の講演「中世シチリアにおける異文化の共存と対立」、水野千依青山学院大学教授の講演「聖なるものの多様性と包摂性−キリスト図像にみるアイデンティティの揺らぎ」、山本殖生国際熊野学会代表委員の講演「蟻の熊野詣−広大慈悲の救済霊場」、大向一輝東京大学准教授の講演「聖地を俯瞰(ふかん)し、人々をつなぐ−デジタル人文学と熊野研究」と続く。
会場での聴講希望者は新宮市教育委員会文化振興課(電話0735-23-3368)に連絡、オンライン聴講希望者は東大文学部ホームページから申し込む。